【大きい穴】破れたガーゼケットのお直し

 ガーゼケットは使っているうちに自然とすりきれたり破れたりする箇所ができることもあります。たとえば足元部分に。一部破れてしまっただけで買い替えるのはもったいないので、お直し(修繕)対応をしています


 ガーゼケットは長く使っていると、ちょうど足元あたりが破れて穴があく場合が多いのですが、今まで一番大きい穴はA4サイズの倍くらいの大きさです。

 今回のご依頼はA4サイズ4つ分。ビリッと裂けてヒヤッとしました、とのこと。

 
 お直し前の写真はありません。私自身、じぶんが使っていた状態のそのものが露わになることを考えたとき、恥ずかしさがでてくるので…お直し対応後の写真です。

 あたらしいガーゼで覆います。やわらかく仕上がるよう今まで手縫いしてたのですが、、、今回はミシンで縫い付けました。

 結果、ミシンでも柔らか。使い込まれて、くたくたになったガーゼケットに新しいガーゼを足してカバーしてます。

 風合いは異なるけど、ミシンで縫いズレもなく綺麗に仕上げられ、おまけに作業時間も短くなりました。(手縫いはそういう意味でも自由度が高いメリットがある反面、時間がかかるデメリットがあるんですよね、、)

 
 ミシン仕上げのほうが耐久性も高くなるので、お直し後の洗濯も前と同じようにじゃぶじゃぶ!!洗えます。使う方にとっても都合がいいし、わたしのほうは少ない時間でお直しができるのでお互いに良い感じに進んでうれしい!ですね。

 今回のような大きな破れでなければ今まで通り手縫いでやってました。ミシンでやっても大丈夫なんだなとわかったら、新しい景色がみえたような手応えがこの手の中にあります。
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書き手:アリサラ舎
 滋賀県草津市でひとりひっそりガーゼケットを作っています。