一般的にガーゼは以下4つの違いで
質感や肌触り、風合い、使用感が変わってきます。
1.重ね枚数
2.糸の細さ、太さと素材
3.打ち込み本数
4.接結点の間隔と深さ
前回までに重ね枚数、糸の細さ、太さと素材についてお話ししました。
今回は 打ち込み本数についてお話しします。
打ち込み本数というのは、織り密度のことで
1インチ(2.54cm正方)当たり、どれだけの本数の糸が入っているのか
がわかります。
打ち込み本数が多ければ多いほどやわらかくなると
言われることもありますが、
こちらも糸の細さのように、打ち込み本数の多さを追求したからといって
やわらかくて、いいガーゼになるとは限りません。
用途に合わせて打ち込みの本数を調整していくといいかと思います。
*わたし自身、ガーゼのことをより勉強していくうちに
この打ち込み本数のことを知りました。
そこでオリジナルでガーゼを織ってもらう際には、
タオル用とブランケット用で打ち込み本数を変えています。
(2018.2.16追記)
ブランケット&ガーゼケット用の(打ち込み本数の)ガーゼでもタオル使いにする良さがあり
またタオル用の(打ち込み本数の)ガーゼでもガーゼケットにする良さがありますので、
試作・試用して納得したものは商品展開しています。
・ブランケット&ガーゼケット用として開発したガーゼをタオル使いしたもの→毎日タオルやバスタオル、おくるみタオル、まくらカバータオルなどの極上仕上がりシリーズ。ほかにイロトリドリタオル。
・タオル用として開発したガーゼをガーゼケットにしたもの→安眠ガーゼケット
つづく
ここだけにあるガーゼ。ガーゼケット&ガーゼタオルのアリサラ舎
http://www.arisara-sha.com/