やわらかな肌触りを追求していった先に出会ったのが、オーガニックコットン100%ガーゼ。
出会ってから、今年で10年になります。
それまでの2年ほどは麻(リネン)やガラ紡を扱っていましたが、
肌触りもやわらかさも、機能性も、耐久性も、自分が求める素材に合致したのが
兵庫・播州産のオーガニックコットン100%ガーゼ(=自分にとっては究極のやわらかガーゼ)でした。
やわらかガーゼとの出会いからしばらくは、それまで扱っていた麻やガラ紡も並行していました。
が、やわらかガーゼの可能性がわたしのなかで確かな思いとなり、
商品というよりも、ガーゼ生活を広めたい気持ちのほうが強くなったのです。
麻やガラ紡を思い切ってやめて、やわらかガーゼに集中したのが、5年ほど前のことです。
この判断に、もちろん賛否両論はありましたが、
わたしのものづくり&販売のベースはやっぱり、自分が「一人の使い手として心から満足できるもの」を作りたい、というところにあるので、わりと清々しい決断でした。
そしてその後現在に至るまで、この思いは揺るぎません。
ふれるたびに、使うたびに、いちいちうっとりする「アリサラ舎のやわらかガーゼ製品」をこれからも変わらず大切に作っていきますし、また、ガーゼ生活だからこその心地よさを、写真や言葉にしながらこのブログで引き続き伝えていきます。
今後とも、どうぞよろしくお願いします。